1-1-3. アンケート記入場所
 一般にWebを利用した全国調査では富山県内の回答者は全体の1%前後であるが、今回の調査では2割以上を占めた。これは、地域情報化に対する富山県民の関心の高さと、リンクを張っていただいた富山県庁などのホームページが多くの人から閲覧されていることの表れである。
 一方、石川・福井両県の回答者数は44件と意外に少なく、ネットワーク社会の到来が声高に謳われている中においても、北陸地域内との情報交流はいまだ不十分であることを実感した。
 海外からも、米国を中心に10件以上の回答があった。

【説明】
 ここでは、回答者がどこからアクセスし、回答したかをみた。

1 富山県に在住の回答者と、それ以外の回答者の状況を比較した。

 アクセス場所としては、日本国内72%、北陸の他の県4%、海外1%、そして県内23%の回答が寄せられた。北陸地域からのアクセスの少なさが気に掛かる。今後も継続して情報の交流圏を見ていきたい。 インターネットのホームページ上で調査を行えば、世界のどこからでも回答を得ることができる。このことは逆に、当地域から寄せられる情報が相対的に少なくなり、結果的に、全国との比較ができなくなる懸念が生じる(全国紙がWeb上で行った調査ではそうであった)。 しかし、今回の調査では県内の利用者から全体の2割を超える300件近い回答が寄せられ、その結果、全国と富山県の客観的な比較・検討が可能となった。


2 調査のリンクを置いたホームページはよく見られている。

 今回、このように多くの回答が寄せられた理由は、第一に県内のインターネットユーザが本県の情報化の進展のため積極的に協力をしてくれたこと、第二に本調査のリンクが置かれた富山県庁や富山県中小企業団体中央会などのホームページが、日頃から多くのユーザに閲覧されていることなどが考えられる。



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