1-1-2. 回答者の年齢層
 インターネット利用は20歳代から40歳代で9割を占める。これは、全国でも富山県でも同様である。
 富山県は全国に比べて、学生を中心とした20歳代と技術者を中心とした30歳代の利用が少なく、逆に役員・管理職を中心にした40歳代の利用が多い。

【説明】
 ここでは、インターネットユーザの年齢層別の特徴をつかみ、普及の動向をみた。

1 20歳代から40歳代で利用者全体の9割を占めている。

 全国では、19歳以下4%、20歳代38%、30歳代39%、40歳代16%、それ以上の年齢層はほんの少数である。 富山県では、19歳以下4%、20歳代32%、30歳代34%、40歳代24%、それ以上の年齢層は全国に比べやや多いといった状況である。 インターネットは20歳代から40歳代のものといった姿は全国も富山県も同じである。


2 富山県では、20歳代の利用者が少ない。

 富山県では、20歳代の利用者が全国に比べて6%低い。インターネットは学生、研究者、技術者などから使われ始めた。職業別で見ると、学生は全国に比べて4%低くなっている。これは、高等教育機関の数や学生・研究者の数から来るものか気に掛かるところである。 もう一つの特徴は、母数の少ない年齢層である中高齢者の割合が、富山では全国よりも高いことである。富山県では、会社役員・管理職が多く回答を寄せたためであろうか。学生利用者の数が少ないことと合わせて、次回の調査結果をみてみたい。



back.gif前ページへ  next.gif次ページへ  index.gif目次へ



home.gif富山県総合情報センターホームへ