●親子自然観察デジカメ記録 インターネットアートツアー 参加者募集！くわしくはこちら

• 親子自然観察デジカメ記録
  • ナチュラリストの案内のもと、ねいの里で昆虫や動植物を観察しながら、デジタルカメラで撮影します。その後、情報工房でコンピュータを使い、各自がアルバムにまとめます。コメントを追加すれば、観察記録にもなります。
• インターネットアートツアー
  • 近代美術館の学芸員の指導で、世界各国の美術館をインターネットで訪ねてみませんか。 ホームページの閲覧方法を学んだり、美術作品の鑑賞ポイントや各美術館の特徴などの説明を聞きながら、楽しみましょう。 　さらに、１週間後に近代美術館の作品を見ながら、学芸員が案内をします。

特集

今回の特集は、「マルチメディアの活用実例」としてCD-ROMカタログを取り上げました。このCD-ROMカタログは、本では映像や音声を伝えることは難しいし、ビデオでは本のように自由に内容をめくる訳には行かない・・・従来のメディアには、それぞれ得意、不得意がありました。

　パソコンが一般化した今、それらの長所を兼ね備えたCD-ROMが、インパクトある情報源として活用できるようになりました。

　企業の方は、会社案内・社史・製品カタログなどに。自治体などであれば、観光案内・情報開示の総合資料・公共施設での案内などに。さまざまな利用が出来ます。

　そこで今回は「とやまの食文化」「MEIM」のCD-ROMについて紹介いたします。

●ＣＤ−ＲＯＭ「とやまの食文化」の制作について

●マルチメディアコンテンツ制作支援事業採択案件
　「マルチメディアを活用した高次脳機能障害患者の評価・訓練システム」（略称「ＭＥＩＭ」）デモンストレーションＣＤの制作について


・CD-ROMの内容
　脳卒中などの後遺症として発生する高次脳機能障害*1患者は、 全国で２００万人とも言われています。しかし、その評価は定性的なものが中心で、客観的な評価手法の開発が求められて います。

　ＭＥＩＭは実写動画を使って、高次脳機能障害のうちの地誌的 見当識障害*2の定量的・時系列的な評価・訓練を行うと共に、その評価データを解析する手段を医療の現場に提供します。 （このシステムは通産省のマルチメディアコンテンツ制作支援事業の支援を受けて制作されました。）

　ＣＤ−ＲＯＭは、このシステムをご理解いただくためのデモン ストレーションプログラムとドキュメントを集約したものです。（ＭＥＩＭ本体は含まれていません）

*1「高次脳機能障害」
　脳の損傷が原因で起こる行動障害全般を指し、脳の疾患や外傷が原因となり、言語や行動に障害が発生するもの
*2「地誌的見当識障害」
　日常生活の中で良く知っている場所へ、実際に行こうとたどってみると、 その経路が良く分からなくなる障害。最も重症だと自宅の居間からトイレ への経路など、ごく近いところでもわからなくなる。

・制作の意図
　ＭＥＩＭの特徴である高精細な動画、わかりやすくシンプルな ユーザインターフェース、豊富な解析メニューを、より具体的にご理解いただくことを目的として作成。 (対象は高次脳機能障害関連のリハビリテーション専門病院関係者。)

・企画立案に要した日数
　システム本体は企画に約半年、制作に約１年。
　デモバージョンのみでは、企画に約１ヶ月、制作に約１ヶ月かかりました。

・委託先
　委託先は富山県総合情報センターです。
（ＮＥＣソフトウエア北陸、日本エレクトロニクスサービス）

・CD-ROMを見ることができる場所。または入手先
　meim@toyama-tic.co.jp へお問い合わせいただければ、在庫がある限り無償で送付します。
　また、富山県情報工房、富山県マルチメディア情報センターでもご覧いただけます。

・CD-ROM制作に当たって工夫したところ
　システムのシミュレーションデモとしての正確さと柔軟さの両立です。

・CD-ROM（パッケージ版）を制作することの利点、期待している効果
　富山県総合情報センターの商品としてのＭＥＩＭの販売促進です。

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