F.A.Q (Frequently.Asked.Questions)
02号｜パソコンカタログ編 ｜デジタルカメラ編｜マルチメディア編

Ｑ４．買ってきたフロッピーディスクが使えません。どうしてでしょうか？
Ａ４．フロッピーディスクやMOディスク、ハードディスク等の媒体は、使用する環境にあったフォーマット（初期化）がされていないと使う事ができません。媒体をパソコン本体や各装置に入れ使用する際に、"フォーマットされていません"、"フォーマットしますか？"といったメッセージが表示された場合は、フォーマットしないと使う事ができません。（Macintoshで既にフォーマットされデータが入っている媒体を、Windowsパソコンで使用する場合も同様に表示されます。フォーマットすると以前に保存されたデータは消えてしまいますのでご注意下さい。）
　ちなみにWindows環境ではMacintosh環境でフォーマットされた媒体は使えませんが、Macintosh環境ではWindows環境でフォーマットされた媒体を使用することができます。（Windows環境でMacintoshフォーマットの媒体を使用するには、専用の機能拡張ソフトウェアが必要となります。1万円弱で購入することができます。）・Zipは、100MBの情報が記録できるため、文章データ等はもちろん、少々大きな画像データや音声、映像データ等も保存できます。装置の価格は2万円弱で媒体価格も1,000円程と安価なため、一般の人でも使いやすいデータ記録媒体です。

Ｑ５．媒体にはどの様な種類があるの？またその特徴は？
Ａ５．主な媒体として、フロッピーディスク、Ｚｉｐ（ジップ）、ＭＯ、ＰＤ（ピー・ディーと呼ぶ）、Ｊａｚ（ジャズと呼ぶ）があります。
● MO（3.5インチ）は、128MB、230MB、640MB等の記録が可能であるため、巨大な映像データでない限り保存することができます。装置の価格は実売5万円程で、媒体価格は128MBのもので1,000円弱、640MBのもので約3,000円程で売られています。少々高価ではありますが、日本で一番普及しているリムーバブルメディア（持ち運び可能媒体）であると言えます。
　 　フロッピーディスク同様にWindowsフォーマットとMacintoshフォーマットがあるので、使用の際にはどの形式でフォーマットされているかについて注意が必要となります。また平成11年の春には、1.3GB（1300MB）のMOも販売される予定です。

●PDは、640MBの情報が記録できるため、巨大な映像データでない限り保存することができます。装置の価格は実売5万円程で、媒体価格は約2000円程で売られています。MOとあまり違いがないようですが、PDの装置はCD-ROMも再生できるため、CD-ROMドライブとしても使用することができます。

●Jazは、1GB（1000MB）と2GB（2000MB）の記録が可能であるため、大量データの記録に向いています。また記録速度がハードディスク（SCSI-2）に近いため、最後にデータを保存するためだけでなく、Jazを使用して快適に作業することできます。
しかし装置の価格は実売3万円程で、媒体価格は約1万円程と少々値段が高くなります。

Ｑ６．ＣＤ−Ｒってどんなもの？
Ａ６．ＣＤ−Ｒとは、記録可能なＣＤ（コンパクトディスク）のことであり、各種データを記録することにより、音楽用CDやコンピュータ用のCD-ROMなどとして使うことができる媒体です。CD-Rは、CD-Rドライブと呼ばれる装置でデータを640MBまで記録することができます。（記録されたCD-Rは、記録形式によってCD-ROMや音楽用CDとして使用することができます。）記録されたCDはCD-RドライブやCD-ROMドライブで再生することができます。CD-Rドライブは実売7万円程で、CD-Rは実売200円程と媒体価格としてはかなり格安であると言えます。
　しかしCD-Rに一度記録したデータは書換えできないため、記録に失敗した場合は媒体を処分するしかありません。現在では、CD-RWという書換え可能CDも売られており、作業途中のデータ等はこのCD-RWに記録しておくと経済的です。CD-RWは実売3000円程で売られています。
　CD-RWにデータを記録するには、CD-RWにも対応したCD-Rドライブが必要であり、再生するにもCD-RWに対応しているCD-ROMドライブかCD-Rドライブが必要です。