FAQ

DVD編

最近、話題のDVDについて説明します。

Q1.DVDにはどんな種類があるのでしょうか?
A1.次のような種類があります。

名称 用途 容量
DVD-Video 映画・アニメ・音楽等を高画質、高音質で再生 片面一層4.7GB/二層8.5GB
DVD-Audio CDをはるかに超える高音質、6ch音声によるホームシアターも実現 片面一層4.7GB/二層8.5GB
DVD-ROM パソコン用のデータ読み出しが可能。カーナビ、ゲームソフトにも使用 片面一層4.7GB
DVD-RAM パソコン用のデータ書き込み、読み出し、書換えが可能。 片面一層2.6GB/4.7GB
DVD-R パソコン用のデータ書き込み、読み出しが可能。書換えはできない。 片面一層3.95GB
DVD-RW オーディオ&ビジュアル用の録画、再生。書換えが可能。 片面一層4.7GB

Q2.DVD−Videoの特徴は?
A2.次のような特徴があります。

大容量 片面一層4.7GB(約133分収録可能)/二層8.5GB
高画質 LDやVHSを超える高画質
高音質 圧縮音声の場合:DolbyDigital
・5.1チャンネル・・・映画館の臨場感を再現
・2チャンネルステレオ
非圧縮音声:リニアPCM
・2チャンネルステレオ・・・CDの倍以上のクオリティ
インタラクティブ性 マルチアングル
マルチストーリー
マルチランゲージ
マルチアスペクト比
その他 リージョナルコード(再生可能地域管理機能)
コピーガード
パレンタル制御

Q3.DVD-Videoを制作する手順は?
A3.下記のような手順で制作します。
 
(1)企画制作作業 シナリオを企画する。
(2)素材制作作業 映像・音声の素材を作成する(撮影・録音・編集)
(3)エンコード作業 準備した素材をデジタル化する
(4)オーサリング作業 デジタル化した素材(映像・音声)をどのように再生するかを定義し、DVD-Videoの規格に従ったディスクイメージを作成する
(5)マスタリング オーサリング結果をDVD-RやDLTに記録する。
(6)製盤作業 オーサリング結果をプレス工場でプレスする

Q4.DVD-Videoを制作する施設はありますか?
A4.富山県マルチメディア情報センターで制作することができます。
 
(1)企画制作作業
コンサル室 ・コンサル室には、DVDに関する書籍が置いてあります。インターネットでDVDに関する情報を検索することもできます。 コンサル室MAC
(2)素材制作作業
デジタルMA ・デジタルMAシステムを利用して、ナレーション録りやBGM・音声を編集することができます。 また、ビデオ編集システムを利用して、映像を編集することができます。 ビデオ編集システム
(3)エンコード作業
DVD制作システム ・DVD制作システムで行います。ご利用の際は、ベータカムで映像素材を準備願います。(ビデオ編集システムを利用してVHSやDVなどからベータカムへ映像をコピーできます。)
・作業には、収録時間とほぼ同じだけ時間がかかります。
ビデオテープ
(4)オーサリング作業
  ・DVD制作システムで行います。
・ディスクイメージ作成には、テストを含めると収録時間の約2倍の時間がかかります。
(5)マスタリング
DVD-RとDLT ・DVD制作システムでDVD-Rに書き込みます。製盤する場合は、DLTテープへ記録します。
・作業には、収録時間とほぼ同じだけ時間がかかります。
・DVD-R、DLTメディアは各自で準備願います。
(6)製盤作業
デジタルMA ・記録したDLTテープを、製盤業者へ渡します。

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