FAQ

パソコンカタログ編

Q1.パソコンの450MHZや300MHzって何ですか?
A1.この450MHzや300MHzとは、パソコンの処理能力の凄さ(速さ)を表した数字です。
単位はMHz(メガ・ヘルツ:1秒間に何百万回データを処理できるか)で表現され、コンピュータの頭脳であるCPU(シー・ピー・ユ ー、CentralProcessing Unit:中央処理装置)の性能を数字で表したものです。
CPUの代表的なものとして、インテル社のPentiumII(ペンティアム・ツー)やAMD(エー・エム・ディー)社のK6-2(ケイ6・2)、 Macintosh(マッキントッシュ)で主に使用されているPowerPC G3(パワー・ピーシー・ジースリー)等があります。処理能力は高い(数字が大きい)方が作業を快適に行えますが、その分値段が高くなります。

Q2.メモリって何をするものですか?
A2.メモリとは、CPUがデータ処理を行うための快適な作業領域です。メモリ(快適な作業領域)が多ければ多い程CPUは作業がし易く、大きなデータ(音声や映像データ、大きな画像や大量の情報)を処理する場合は、メモリが少ないと処理のための時間が膨大にかかったり、処理できないといったこともあります。メモリを多く増設すれば作業は快適に行えますが、その分値段が高くなります。
 現在市販されているパソコンの多くは、最初から32MB(メガ・バイト)以上搭載された状態で売られており、買ったままの状態でも ワープロや表計算、インターネットを十分楽しむことができます。しかし絵を描いたり、音楽の作曲や編曲、ビデオの編集といった作業をパソコンで行うには、メモリをたくさん搭載する必要があります(後で増設することができる)。
増設できる大きさ(上限)はパソコンによって異なるため、プロのようなきれいな作品を作るには、それだけ拡張できるコンピュー タを購入する必要があります。

Q3.メモリとハードディスクはどこが違うの?
A3.メモリはA2で説明したようにCPUの作業領域として使われますが、ハードディスクはCPUが作業し終わったデータや作業のための道具(ソフトウェア)等を保存しておくための倉庫として使われます。
 ハードディスクはメモリほど高速に動作しないのでCPUの作業場所としては不向きですが、データの保存場所としては最適です(メモリは電気を切るとデータが消えてしまう)。ハードディスクにも保存できる上限があり、一杯になった時は別のハードディスクを増設するか、MO(MagnetoOptical:光磁気 、エム・オーと呼ぶ)ディスクやフロッピーディスク等の媒体に作成データ等を移す必要があります。

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